Atelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン) Atelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン)では、日本の伝統工芸品に指定されている西陣織を使った小物として人気の抗菌マスクケースや財布、ポーチ、バッグ等を製造販売しています。普段使い出来る可愛い和雑貨をコンセプトに伝統的な職人技でモダンなったアイテムは、和物のおしゃれを楽しみたい方におすすめです。

西陣織の二色の経色で表現した千鳥格子が美しいがま口マスクケース

*SNSでシェアする*

美しい千鳥格子は西陣織の技術のなせる技

 

 

西陣織で織られた美しい千鳥格子のがま口マスクケースです、英語ではハウンドトゥースとも言います。

 

起源は諸説ありますがスコットランドのツィードからが起源とも言われています。その名の通り千鳥が連なって飛んでいるように見える為「千鳥格子」と呼ばれています。が、私はどうしても千鳥よりギャラガの敵に見えて仕方がないです(笑)あいつらも編隊組んで飛んできますからね。

 

年がバレますね・・・私は今でもゲームが大好きなんですが、やはり初めてファミリーコンピュータをプレイした興奮は忘れられません。あれ以来ゲームっ子です(笑)しかし最近はどうも集中力が続かなくて積みゲーばかりになってしまいます・・・悲しい。

 

 

話を戻します、この千鳥格子は二色で織ったシンプルな織物ですが、織物は必ず経糸と緯糸から構成されています、緯糸だけ経糸だけを表面に出す事は不可能です。(それっぽくは出来ます)特にこういったシンプルな配色で表現する柄は以外に配色が難しかったりします。経色によってどうしても濁って見えてしまうので。

 

ですがこの上の画像のマスクケース見てどうですか?非常にエッジがくっきりと柄が出ていると思いませんか?

 

実は経糸に秘密があります。

 

 

二色の経色で織るヤスラ経

 

 

先ほどの生地を拡大しました。

 

白ベースに色糸で紺・赤・緑と3色の配色で展開しています。こういった柄が大きめに表現された生地を織物で表現する時は経糸のチョイスと緯糸の配色が重要です。何故ならどうしても表面に経糸が出てしまい緯糸の色に干渉してしまうからです。

 

例えるならば白い画用紙の上に黒を塗る場合と黒い画用紙に白を塗る場合です。前者の場合綺麗に塗れると思いますが、後者の場合濁った色になりますよね?これと同じことが織物でも起こります。経色は途中で変更出来ないので、奇麗に見える部分もあれば濁って見える部分が混在するようになってしまいます。

 

それを見越して配色を考えれば綺麗に出るようにはなりますが、今度は配色の自由度が狭まってしまうのです。この千鳥格子の様に白い部分と濃い色の部分の様にくっきりと色分けされた様な配色は出来なくなってしまうのです。

 

 

しかしこの生地に使用したヤスラ経というのは経糸が二色あります。色の組み合わせは各機屋によりますが、私が使用した織機には黒と白の二色のヤスラ経です。他には黒とベージュや紺と白など様々な色の組み合わせがあります。

 

このヤスラ経と言うのは柄の途中で経糸を操作し表面にどちらの色を出すか調整出来るのです。こうする事によって白を立たせたい部分には白を出し、黒を立たせたい部分には黒を出すというような事が出来てしまいます。

 

言われないと判らない部分ですが、こういった所に伝統の技が隠されているのです。

 

 

美しい生地には理由があります。

 

是非日本の職人が受け継いできたその技を実際に確かめてみて下さい。きっと日本製の素晴らしさを再確認出来ますよ。

 

 

京都の西陣織を使った素敵な和雑貨ブランドAtelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン)

アトリエキョウトニシジンの商品ラインナップ イメージ画像 ロゴ入り

 

Atelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン)は京都の伝統工芸である西陣織を使ったオリジナルブランドです。

 

「普段使いが出来る素敵な和雑貨」をコンセプトの一つに伝統の西陣織をモダンに生まれ変わらせています。今までの西陣織のイメージからは一味も二味も違ったお洒落な和小物達は、日本の職人技がまだまだ世界に通用する事を教えてくれます。

 

*SNSでシェアする*

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

撥水加工・西陣織シルク・「抗菌・抗ウイルス」加工・がま口マスクケース・伝統工芸・薄型・軽量・千鳥格子・ハウンドトゥース・レディース・日本製

通常価格

4,290

(税込)
ご購入はこちら Yahoo! JPで購入

※We can also ship internationally, check our oversea store at BECOS.

 

※If the link is not displayed, the item is not shipped internationally. Thank you for your understanding.

商品紹介

応仁の乱の時代に誕生した西陣織が令和の必需品「マスクケース」に生まれ変わって登場!   ●内生地に抗菌・抗ウイルス加工を施し、中のマスクを常に清潔に持ち運び!   ●片手で簡単開け閉め、サッと取り出し、サッと仕舞える、がま口タイプのマスクケース   ●置いてあるだけで様になる、西陣織シルクの圧倒的な存在感、撥水加工でちょ…

関連情報

京都の西陣織を使った和小物|Atelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン)

Atelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン)

Atelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン)は、
日本の伝統工芸品に指定されている京都の西陣織を使った和雑貨ブランドです。
人気の抗菌・抗ウイルスマスクケースや財布、化粧ポーチ、バッグ等を、
シルク100%の生地から全てオリジナルで企画・製造・販売しています。

和服だけでは無く洋服にも合うように「普段使いが出来る可愛い和雑貨」を
コンセプトの一つに掲げ、伝統的な職人技でモダンに生まれ変わった和小物達は、
大人のお洒落を楽しみたい方に特におすすめです。

屋号 京都西陣工房
住所 〒600-8815
京都府京都市下京区中堂寺粟田町93番地 
KRP4号館 3階 KRP BIZ NEXT
営業時間 月~金:11:00~19:00
定休日:土・日・祝日
代表者名 坂本神司(サカモト シンジ)
E-mail shop@atelier-nishijin.kyoto

特集

Atelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン) Atelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン)では、日本の伝統工芸品に指定されている西陣織を使った小物として人気の抗菌マスクケースや財布、ポーチ、バッグ等を製造販売しています。普段使い出来る可愛い和雑貨をコンセプトに伝統的な職人技でモダンなったアイテムは、和物のおしゃれを楽しみたい方におすすめです。

〒600-8815
京都市下京区中堂寺粟田町93番地
KRP4号館3階 KRP BIZ NEXT

*お問い合わせはメールにてお願いします
shop@atelier-nishijin.kyoto

10:00〜19:00
定休日 土・日・祝日