西陣織の二色の経色で表現した千鳥格子が美しいがま口マスクケース
美しい千鳥格子は西陣織の技術のなせる技
西陣織で織られた美しい千鳥格子です、英語ではハウンドトゥースとも言います。起源は諸説ありますがスコットランドのツィードからが起源とも言われています。その名の通り千鳥が連なって飛んでいるように見える為「千鳥格子」と呼ばれています。が、私はどうしても千鳥よりギャラガの敵に見えて仕方がないです(笑)あいつらも編隊組んで飛んできますからね。
二色で織ったシンプルな柄ですが、織物の場合経糸が表面に出るので、こういったシンプルな配色で表現する柄は以外に難しかったりします。色によってどうしても濁って見えてしまうので。
ですがこの上の画像のマスクケース見てどうですか?くっきり配色が出ていませんか?
二色の経色で織るヤスラ経
生地拡大しました。
白ベースに色糸で紺・赤・緑と3色の配色で展開しています。こういった柄が大きめに表現された生地を織物で表現する時は経糸のチョイスと緯糸の配色が重要です。何故ならどうしても表面に経糸が出てしまい緯糸の色に干渉してしまうからです。
例えるならば白い画用紙の上に黒を塗る場合と黒い画用紙に白を塗る場合です。前者の場合綺麗に塗れると思いますが、後者の場合濁った色になりますよね?これと同じことが織物でも起こります。経色は途中で変更出来ないので、奇麗に見える部分もあれば濁って見える部分が混在するようになってしまいます。
しかしこの生地に使用したヤスラ経というのは経糸が二色あります。柄の途中で経糸を操作し表面にどちらの色を出すか調整出来るのです。見えない部分ですがこういった所に伝統の技が隠されているのですね。
美しい生地には理由があります。
是非日本の職人が受け継いできたその技を実際に確かめてみて下さい。
きっと日本製の素晴らしさを再確認出来ますよ。
メディア掲載商品西陣織シルクマスクケースがまぐち商品マスクケース
Atelier Kyoto Nishijin/撥水加工・西陣織シルク・抗菌・抗ウイルス・がまぐちマスクケース・千鳥格子・日本製
通常価格
4,290
円 (税込)※日本国内への発送は送料無料
※We can also ship internationally,check our oversea store at shopify or amazon.
商品紹介
関連情報
京都の西陣織を使った和小物|Atelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン)
Atelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン)では、
日本の伝統工芸品に指定されている西陣織を使った小物
として人気の抗菌マスクケースや財布、ポーチ、バッグ等
を製造販売しています。普段使い出来る可愛い和雑貨を
コンセプトに伝統的な職人技でモダンなったアイテムは、
和物のおしゃれを楽しみたい方におすすめです。
屋号 | 京都西陣工房 |
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代表者名 | 坂本神司(サカモト シンジ) |
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