Atelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン) Atelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン)では、日本の伝統工芸品に指定されている西陣織を使った小物として人気の抗菌マスクケースや財布、ポーチ、バッグ等を製造販売しています。普段使い出来る可愛い和雑貨をコンセプトに伝統的な職人技でモダンなったアイテムは、和物のおしゃれを楽しみたい方におすすめです。

バッグ・財布を長持ちさせる方法

毎日使う財布やバッグ、特にお気に入りの物は長く使いたいですよね。そこで一般的な素材に共通して通用するバッグや財布を長持ちさせるコツを書いていきたいと思います。素材問わず一般的なコツになります、シルクや牛革などの皮革製品はそれらに加え、素材特有のお手入れ方法などがありますので、そちらも合わせてご確認頂ければより長くお使い頂く事が出来ると思います。

 

 

 

バッグ・財布の基本的なお手入れと保管方法

 

一般的な素材のバッグ・財布を長持ちさせる方法として、知っておいて頂きたい事は以下の3つの点です。

 

 

水で濡らさない(湿気も含む)

 

バッグの場合は特に雨、財布の場合はテーブルが濡れていた等の水濡れに注意して下さい。透明な水であっても乾くとウォータスポットなどになる事があり注意が必要です。また何かしらの有機溶剤が付着した場合は色落ちの可能性や、素材自体の劣化に拍車をかける可能性があるので十分注意して下さい。

 

*撥水加工がされているものであっても水に濡れてもOKという訳ではありません、水が染み込み難いというだけです

 

梅雨の時期や夏場は湿気にも気を付けて下さい。例えば財布をズボンの後ろポケットに入れて使用する時などは、その湿気で色落ちすることもあるので十分注意して下さい。(型崩れの原因にもなるので後ろポケット等に財布を入れるのはおススメしません)

 

湿気はカビの生える原因の一つで、合成皮革に湿気は加水分解の原因になります。

 

加水分解とは水と合成皮革の成分(ポリウレタンやEVAなど)が分子結合してボロボロになっていく事です。素材の特性上合成皮革の加水分解は必ず起きます。経年劣化というものと考えて頂いて大丈夫ですが、湿気を過度に与えると急激に劣化する可能性がある素材です。

 

極端な話ですが、以前会社では中国から船便でバッグを輸入していたのですが、コンテナから開けたばっかりの商品なのに既に加水分解している商品もありました。解明しようが無いので何とも言えませんが、古い合成皮革が海上の湿気とコンテナの温度で急激に劣化したのだと考えられます。他にもいきなりカビが生えている商品があったり、金具が錆びていたりとか中国って凄いなって改めて思いました(笑)

 

 

汚れ(埃)を放置しない

 

可能な限り落とせる汚れはすぐに落とすようにして下さい。放置すると汚れを取ることが難しくなる事が多いです、特に血液などは乾いてしまうと完全に落とす事は非常に困難です。バッグや財布は基本的には洗濯出来ませんし、縫製しているので染み抜きなどが十分に出来ない為です。

 

長期間使わなかったバッグ・財布にはカビが生える事もあります。保管は風通しの良い冷暗所で、カビが生えてしまったらしっかり取り除いてから使用しましょう。(ただし一度生えてしまったカビを完全に取り除く事は不可能です)

 

汚れと湿気がカビの生える原因になります。

 

 

直射日光(蛍光灯も含む)を避ける

 

特に皮革製品は(比較的簡単に)日焼けしてしまい色褪せの原因にもなります、天気の良い日の窓際に置いておくなどはしないようにして下さい。また意外かと思われるかもしれませんが、蛍光灯下でも徐々に日焼けしていくので、使わないバッグや財布は風通しの良い冷暗所に保管するようにして下さい。

 

 

 

こんな場合はどうする?

 

素材によって若干の違いはありますが、一般的な対処法としてどうすれば良いのか場面毎に書き出しました。ご参考にして頂ければと思います。

 

 

雨などに濡れた場合

 

雨や水の場合は直ぐに乾いた柔らかい布などで水分を取り除いて下さい、その際に必ず擦らないように注意して下さい、色が落ちる場合があります。目に見える水滴を取り除いた後は十分に乾かしてからお使いください。ウォータースポットにならないようにするには出来るだけ素早く水分を取り除く事です。

 

血液が付着した場合は出来るだけ乾く前に取り除いて下さい。しみ込まない素材(合成皮革や皮革など)であれば比較的綺麗に取り除く事が出来ると思います。素材がしみ込む系の素材(生地物)の場合は水分を多く含んだ布等で血を薄めるようして取っていきましょう。塩素系漂白剤で取り除く事も可能ですが、素材自体の色を漂白してしまう可能性があるので余りおススメはしません。

 

有機溶剤が付いた場合も血液が付着した場合と同じく出来るだけ素早く取り除くようにして下さい。強力な溶剤の場合すぐに取り除いても既に色落ちしてしまっている可能性がありますが、それ以上色落ちさせない為にも可能な限り全て取り除きましょう。

 

 

汚れ(埃)を落とす場合

 

埃などの細かい汚れなどは柔らかいブラシなどで軽く撫でるように落としてください。硬いブラシで強く擦ると傷になる可能性もあるので、素材に合わせて選択してください。特に皮革物や生地物は引っ掛かりで傷になりやすいので注意してブラシかけをするようにして下さい。

 

付着してしまった汚れは素材に合わせたクリーナーで落とすのがベストですが、必ず目立たない部分で試してから使用するようにして下さい。専用のクリーナーが無い場合は薄めた中性洗剤で代用できますが、こちらも目立たない部分で試してから使用して下さい。どちらの場合も強く擦る行為はNGです。

 

合成皮革や表面をコーティングしてある素材は比較的強いので汚れも落としやすいです、逆に余り加工していない皮革や生地物は難しいです。少しマシになる位と思ってください。

 

*洗濯機に入れる方はいないと思いますが、絶対に辞めて下さい

 

 

型崩れを防ぎたい場合

 

バッグや財布も毎日使うと徐々にくたびれてきます。長くお使頂くコツとしてローテーションを組んで使用する事です。お気に入りの物は毎日使いたくなりますが、長く使っていくという観点からは適度に休ませてあげるのが良いと思います。

 

その際は中身を抜いて代わりに丸めた紙をシルエットを崩さないように詰め込んでおけば、不自然な癖が付く事を防ぐ事が出来ます。エアークッション等でも代用出来ます。

 

 

長期間保管する場合

 

長期間使わない場合は風通りの良い冷暗所に保管するようにして下さい。バッグや財布ごとに袋や箱に入れて保管しておけばベストだと思います。その際に注意して欲しい事はバッグとバッグをくっ付けて保管しない事です。その状態で長期間保管すると色移行と言って色が他のバッグに移ってしまう事が起こりやすくなります。また片方が劣化するともう片方も劣化する場合があります。

 

保管する場合は1個1個別々に保管するようにした方が無難です

 

一度カビが生えてしまったバッグなどは表面のカビを落としたつもりでも、カビが残るので他のバッグとは同じ場所に保管しない方が良いです。(どうしても残したいバッグ以外は処分しましょう)

 

素材によっては防虫剤が必要になる場合があります、特にウール・カシミア・シルクなどは長期保存の際は必須です。取り扱い説明書を良く読んで保管の際は参考にしてみて下さい。

 

 

 

Atelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン)の商品は全て国内で生産している長く使える商品です

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