がま口と呼ばれる由来とは？

財布で良くある開閉ががま口になった財布ですが、呼び名の由来は口を開けたカエル（蝦蟇）に由来されるとされています。

がま口をカパッと開けた状態がカエルの口に似ているからという訳です。これは結構有名だと思うというか、日本人ならすぐにピンとくるのではないかと思います。由来を知らなくても何となくカエルから来ているんだろうなぁと殆どの方が想像されるのでは無いでしょうか。

「がま」って言われたらそれ以外無いですもんね。

そう言えば父親が商売していたので毎年の初詣は伏見稲荷（商売の神様で有名）へ行っていたんですが、そこでガマの油を実演で売っていた方がおられました。子供だったので凄くドキドキしながらいつも見ていたんですが、今もおられるんでしょうか。全然関係ない話でした（笑）

がま口が口を開けてお金を食べようとしている写真です。言われてみるとカエルに見えてきませんか？（個人的にはカネゴンに似ていると思っています、あいつもお金を食べる奴なのでひょっとしたら何か関係があるのかもしれません）

ちなみに上の画像の様に外側のがま口を開けると中にもがま口になっている財布があります。これを「親子がま口財布」と言います。ちょうどカエルの子供が背中に乗っているイメージを思い浮かべると良いと思います。

そういう風に見るとこの親子がま口の財布も可愛く見えてきませんか？

親子がま口仕様の財布は構造上中にもがま口のフレームがあるので、通常のがま口財布よりも堅牢で折れ曲がりにも強い財布になります。（曲がらない訳ではありません）また小銭入れががま口になっているので、支払い時に簡単に小銭を支払う事が出来ると言う利点もありますよ。

がま口の利点の一つに開け閉めし易いと言うのがあります。少し慣れが必要ですが手指の捻りだけで簡単に開けられる開閉方法はがま口のみです。

がま口のもう一つの由来とは？

で、がま口の由来でもう一つあるんですよ、それは「使ったお金が返る」と「お金がカエル」をかけているというものです。がま口の財布を使っていればお金は使っても使っただけ返って来ますよって。由来というか語呂合わせですかね、招き猫と同じでしょうか。

お金を使っても使っただけ返ってくる財布なんて素敵すぎますよね。

Atelier Kyoto Nishijin（アトリエキョウトニシジン）のがま口は全て親子がま口仕様

Atelier Kyoto Nishijin（アトリエキョウトニシジン）のがま口財布は全て親子がま口仕様の財布になっています。

これは使いやすさと丈夫さを第一に考えての事です。がま口を仕上げるためには職人が手作業ではめ込んでいくのですが、内側にもがま口があるとなると非常に手間がかかる作業になります。内側のがま口をはめ込んでから外側もはめ込んでいかないといけないからです。

時間とコストがかかる仕様ですが、毎日使う財布が使いにくければ愛着も湧かなくなってしまうでしょう。長く愛着を持って私たちの商品を使って頂きたい、そう思い親子がま口仕様の財布を選択しました。

是非いつも一緒に何処へでも連れて行って、可愛がって使って頂きたいです。そうすれば職人もきっと喜んでくれると思います。