Atelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン) Atelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン)では、日本の伝統工芸品に指定されている西陣織を使った小物として人気の抗菌マスクケースや財布、ポーチ、バッグ等を製造販売しています。普段使い出来る可愛い和雑貨をコンセプトに伝統的な職人技でモダンなったアイテムは、和物のおしゃれを楽しみたい方におすすめです。

Atelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン)ブランドコンセプト

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皆さんこんにちは、Atelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン)のデザイナーです。

生地の選定・色の配色・型の選定と商品企画の全て一人で行っています。

当サイト開設にあたって簡単な自己紹介と、Atelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン)のコンセプトというか理念の様な物の説明をさせて頂きたいと思います。

 

 

Atelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン)とは?

アトリエキョウトニシジンの商品ラインナップ イメージ画像 ロゴ入り

 

Atelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン)とは京都の伝統産業である「西陣織」を使った和雑貨のオリジナルブランドです。

 

西陣織と聞くとどうしても着物や帯のイメージが強く、和装・和服にしか合わないと思われがちですが、決して和装・和服にしか合わないのではなく、普段着(洋服)にも合うようにモダンに生まれ変わらせています。これは私が生地の選定から色の配色まで、商品が完成するまでの全ての工程に関わっているからこそ出来る芸当です。

 

これから西陣織をもっと身近に感じて頂けるよう素敵な和雑貨を生み出していきたいと思っています。今後とも宜しくお願い致します。

 

そしてAtelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン)ではいつも商品を生み出す時に必ず守っているブランドコンセプトがあります。少し長文ですが私たちの商品はどういう理念の元に生み出されているのか、出来るだけ判りやすく解説したつもりです。お時間ありましたら一度目を通して頂けると嬉しいです。

 

 

Atelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン)のデザイナーの自己紹介

京都イメージ

 

まず私ですが、ここ京都で西陣織を使った和雑貨ブランドを立ち上げるまで、西陣の織物業界で約10年、服飾雑貨(財布や小物などです)のメーカーを約10年と渡り歩いて来ました。元々ファッションが好きな事もあって、モノづくりには楽しんで取り組めたと感じており、中小企業にありがちな企画から営業と全ての事に携わらないといけない事が、私には逆に良かったように思います。

 

ただその業界に長く居ると、色々良くない所も見えてきて・・・いつかは自分のオリジナルで勝負したいなぁと考えるようになり、何も考えずに独立することにしました(笑)色々準備しながらオリジナルの商品を企画しているところに、皆さんご存じのコロナショックがきて今に至るという感じです。コロナのお陰でじっくり時間かけて企画を考えられたのは良いのですが、経済が死んでる状況がこのまま続くと真っ先に死ぬのは我々なので、良いのか悪いのか良く分からない心境です。

 

さてAtelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン)という西陣織を使った和雑貨ブランドを立ち上げましたが、企画するにあたり以下の様な自分なりの制約を設けています。

 

 

Atelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン)のブランドコンセプト

 

今までの西陣織のイメージを取り払う事

 

皆さんは西陣織と聞いてどんなイメージを持たれるでしょうか?多くの方は着物や帯地をイメージされるのではないでしょうか?実際グーグルで西陣織のバッグや財布を検索してみると、色々出てくると思いますが、殆どがその辺の生地を使ったいかにも和風なバッグや財布になっているかと思います。

 

自分のブランドを作ろうと思ったときに、私は出来るだけその固定化されたイメージ(個人の感想です)を払拭させたいと思いました。和装に合うのではなく普段使いが出来る商品にしようと。着物や帯地に使うような生地や柄では、クオリティは申し分ないですが縫製には不向きなので、西陣織ネクタイの生地を流用することにしました。使用している絹糸も細く色数も豊富、生地の打ち込みも比較的入れる事が出来るのでシャープな柄も自由自在、私のイメージ通りの商品を企画するのにピッタリでした。

 

また柄・配色もオリジナルで企画しているので他社に真似される事もありません。基本的には市場に流通していない生地を使っているので、オリジナリティと希少価値を付帯出来ていると思います。

 

今の世の中ってファストファッション全盛でどこもかしこも同じような商品ばかりで嫌なんです。お腹減ったからと言って何でも良いって人いないじゃないですか?砂漠で遭難した時くらいですよ、そんなのは。やっぱり美味しい物とか好きな物食べたいじゃないですか?ファッションもそれと同じだと思っているので、ファッションなんて何でも良いよ、安かったら良いよっていう方はその辺の安物買っといて下さい。

 

 

 

純国産であり、世界で戦える品質がある事

 

これについてはブランド名に京都と入れているので、絶対国産でないと駄目ですね(笑)ただ縫製の関係で全て京都では完結していない商品もあります。全部京都で完結できれば「Made in Kyoto」とも言えるんですが、まぁこれはただの自己満足です。

ちなみに品質についてですが、皆さんは日本製についてどの様なイメージを持たれていますか?

 

高品質でしょうか?

 

日本製ならではの安心感でしょうか?

 

生産にも携わっていた私から言わせてもらうと、日本製=高品質というのは、必ずしもそうでは無くなってきたと感じています。10年~20年位前だと他国(といってもあの国しかないですけど)の品質は粗悪で、それに比べると手放しで日本製の品質は高いと言えましたが、今は技術も上がってきていて、相対的に見て日本製の品質が高いとは言えなくなってきていると感じています。技術的にみても日本の職人でしか縫製出来ないものは、正直もう無いのではないでしょうか。1900円のバッグとか財布をみても品質には全然問題ない(値段相応と言う意味でです、安いので生地などはゴミです、ゴミ)ですし、日本製で同じものが作れるかと言われれば「絶対無理」です。

 

では今の日本製の売りは何なのか?

 

・・・

 

ぶっちゃけ無いです、日本人なので日本製を売る、単純にそれだけです。あと「Made in Japan」と言える事でしょうか。まぁ品質が悪い訳ではないので、どれだけそこに付加価値を付けて売るかだと思っています。いやほんと、悲しいですけど無いんですよ・・・強いて言えば、小ロットで生産が回せる事でしょうが、これも最近の中国などではロット100でもやってくれる工場もあったりするので、何とも言えないですね。

 

日本人なので日本製で世界に勝負したい、ただそれだけでやってる感じです。

 

あんまり書くとクレームが来そうなので、止めておきますが、バブル崩壊後の国外への技術流出・低価格路線の代償はメチャクチャ大きいですね・・・もうどうやっても戻らないと思います。今の日本の職人さんで20~30代の方って殆どおられないのでは?

 

何故だと思いますか?

 

何故ならそれだけでは食べていけないからです・・・

 

それって私たち作り手の責任でもあるんです、工賃が安いからといってどんどん海外に仕事と技術を流して、国内の仕事をどんどん減らしていったからなんです。かなりの職場が廃業を余技無くされたと聞きます。

 

かつて私が西陣織業界に居た頃はまだまだ中国製というのは、レベルが低くただ安いだけと言う感じでしたが、そこからバッグ業界に転職するともう完全に中国に技術が流れていると感じました、これは私には相当なショックでした・・・勿論国内で縫製されている工場はあるのですが、中国に技術で優っていると感じる工場は本当に少なかったです。

 

そして今の日本の職人さんは年金貰いながらされている方が本当に多く、高齢化の波がこんな所にまで来ているのです。悲しいですけど完全な日本製って数年後には超貴重な存在になっているかもしれません。そういう訳で意地でも日本製に拘って作っていくつもりです。

 

話変わりますが、今のアパレルの企画ってどんなんか知ってます?他社(他国)で売れてる商品買ってきて「これ売れてるみたいですよ」ってパクだけのお仕事です(笑)お店見てもどっかで見たやつばっかりでしょ?で価格を安くするために大量に生産して大量に在庫残して大量に廃棄するんです、ロックですね!!

 

 

 

余計な流通を挟んで、価格と品質のバランスを崩さない事

 

余計な流通を挟まないとは、お客さんに届くまでに出来るだけ中間業者を挟まないようにという事です。商売をされている方は分かると思いますが、どうしても個人で何かの流通ルートに乗せるためには、間に入って貰わなければ取引すら出来ません(与信の問題とか色々ありますし)。

 

でも間に入って貰うと、どんどん店頭販売価格が上がるんですね、品質は上がらないのに。間に入れば入るだけ誰も儲からないんですよ、でも商売なんでどこかで儲けようとするじゃないですか?大抵卸値は決まっているので、どうするかは結局一つしか方法がありません、それは少しでも利益を残そうと品質を下げて利幅を確保するんです。

 

そうすると価格と品質のバランスが取れていない、糞みたいな商品が出来上がるのです。

 

そんな商品買って嬉しいですか?毎日使うたびに愛着が湧いてくるような商品でしょうか?本来ファッションってもっと楽しいものだった筈です、気に入って買った商品を誰かに自慢したくなるとか、欲しい物をやっと手に入れた時の満足感とか。自分自身がファッションが好きでこの世界に入ったので、この気持ちだけは忘れたくないのです。

 

まぁ高けりゃ良いってもんでもないですが、商品が届いた時に「なんじゃこれ!?超安っぽい!」とならない様な商品を目指しています。なので出来るだけ中間業者を挟まないように、私たちの商品はWEB販売をメインに価格設定しています、原価率も若干高めです、それにより価格と品質のバランスが取れている商品になっているという自負があります。

 

是非百貨店やモールの専門店に行かれる事がありましたら私たちの商品と見比べてみて下さい。倍以上の価格の商品にも品質は負けていないですから。

 

ほんの10年前だとこんな事は出来なかったと思います、ネット販売がここまで伸びてきている背景があってこそのブランドコンセプトの一つです。

 

 

というのがAtelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン)の商品を企画する上でのブランドコンセプトになっております。

長々と書いてしまいましたが、今後色々と情報発信出来たらと思っています。

 

 

 

*偉そうな事書いてますが、全部デタラメなのでクレームは一切受付しません

 

 

 

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Atelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン)

Atelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン)は、
日本の伝統工芸品に指定されている京都の西陣織を使った和雑貨ブランドです。
人気の抗菌・抗ウイルスマスクケースや財布、化粧ポーチ、バッグ等を、
シルク100%の生地から全てオリジナルで企画・製造・販売しています。

和服だけでは無く洋服にも合うように「普段使いが出来る可愛い和雑貨」を
コンセプトの一つに掲げ、伝統的な職人技でモダンに生まれ変わった和小物達は、
大人のお洒落を楽しみたい方に特におすすめです。

屋号 京都西陣工房
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代表者名 坂本神司(サカモト シンジ)
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Atelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン) Atelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン)では、日本の伝統工芸品に指定されている西陣織を使った小物として人気の抗菌マスクケースや財布、ポーチ、バッグ等を製造販売しています。普段使い出来る可愛い和雑貨をコンセプトに伝統的な職人技でモダンなったアイテムは、和物のおしゃれを楽しみたい方におすすめです。

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