Atelier Kyoto Nishijin（アトリエキョウトニシジン）は京都の西陣織を使った素敵な和雑貨をお届けしているオリジナルブランドです。伝統の西陣織を普段使いが出来るようモダンに生まれ変わらせた和雑貨は、和物のお洒落を楽しみたい方に特におススメです。

基本的には西陣織をメイン素材において商品を開発していますが、私自身革物が好きなので一部牛革を使用した商品があります。

牛革の魅力というのは色々ありますが、丈夫で長持ち、使い込む内に徐々に手に馴染む経年変化などがありますね。

今日はその中でも素上げの革について話したいと思います。

Atelier Kyoto Nishijin（アトリエキョウトニシジン）

2021.04.20

ねこと肉球の型押しが可愛い・牛革・抗菌・抗ウイルス加工・がま口長財布・親子が...

https://atelier-nishijin.kyoto/products/atelier-kyoto-nishijin-ねこと肉球の型押しが可愛い・牛革・抗菌

＊問い合わせが非常に多かったので、数量限定にて追加生産中！各色若干数ですのでお早めに  ありそうで無かった！内側に「抗菌・抗ウイルス加工」を施した可愛いさ溢れる牛革ねこ財布  ●水玉・猫・肉球と無駄な物は何も無い、猫好きの為の可愛いねこ型押し牛革財布 ●内側に「抗菌・抗ウイルス加工」の裏地を採用、不安な世の中でも安心して使える財布に ●しっとりとした素上げの牛革が使い込む内に経年変化も楽しめる！長く使えるねこ財布 ●可愛いだけじゃないスマホも入る大容量！本格的な機能性がま口ねこ財布 ●本体...

Atelier Kyoto Nishijin（アトリエキョウトニシジン）

2021.04.20

ねこと肉球の型押しが可愛い・牛革・抗菌・抗ウイルス加工・がま口長財布・親子が...

https://atelier-nishijin.kyoto/products/atelier-kyoto-nishijin-ねこと肉球の型押しが可愛い・牛革・抗菌-3

＊問い合わせが非常に多かったので、数量限定にて追加生産中！各色若干数ですのでお早めに  ありそうで無かった！内側に「抗菌・抗ウイルス加工」を施した可愛いさ溢れる牛革ねこ財布  ●水玉・猫・肉球と無駄な物は何も無い、猫好きの為の可愛いねこ型押し牛革財布 ●内側に「抗菌・抗ウイルス加工」の裏地を採用、不安な世の中でも安心して使える財布に ●しっとりとした素上げの牛革が使い込む内に経年変化も楽しめる！長く使えるねこ財布 ●可愛いだけじゃないスマホも入る大容量！本格的な機能性がま口ねこ財布 ●本体...

Atelier Kyoto Nishijin（アトリエキョウトニシジン）

2021.04.20

ねこと肉球の型押しが可愛い・牛革・抗菌・抗ウイルス加工・がま口長財布・親子が...

https://atelier-nishijin.kyoto/products/atelier-kyoto-nishijin-ねこと肉球の型押しが可愛い・牛革・抗菌-2

＊問い合わせが非常に多かったので、数量限定にて追加生産中！各色若干数ですのでお早めに  ありそうで無かった！内側に「抗菌・抗ウイルス加工」を施した可愛いさ溢れる牛革ねこ財布 ●水玉・猫・肉球と無駄な物は何も無い、猫好きの為の可愛いねこ型押し牛革財布 ●内側に「抗菌・抗ウイルス加工」の裏地を採用、不安な世の中でも安心して使える財布に ●しっとりとした素上げの牛革が使い込む内に経年変化も楽しめる！長く使えるねこ財布 ●可愛いだけじゃないスマホも入る大容量！本格的な機能性がま口ねこ財布 ●本体色に合...

＊素上げの革を使用したがま口財布

素上げの革とは？普通の革との違いは何？

素上げの革というのは革本来の風合いを残すように仕上げた革の事を言います。

革というのはご存じかとは思いますが、生きた動物から採取した原皮から様々な過程を経て「革」となります。「皮」から「革」です。

＊厳密には食用の動物からの副産物として原皮の再利用という名目です、革の利用を主目的にするのは禁じられています。

原皮のままだと製品には使えないので、柔らかく鞣し色々な色に染められたり、傷が付きにくい様に様々な薬品で加工されていきます。見た目は非常に美しくなりますが、革本来の風合いと言うのは徐々に失われていきます。

＊ここでいう革本来の風合いというのは一般的な革からイメージされる風合いで話しています、原皮の風合いではありません、原皮はバキバキに硬いです

素上げというのはその加工を出来るだけ省き、革本来の風合いを出来るだけ残すように仕上げられた革の事です。

染色もしていますが軽く染めただけなのでしっかり革の風合いが残っています。（個人的な好みなのですが私自身は革に過度の加工をしている革は余り好きではありません、触った感じがもうすでに革じゃなくなっていて、これ別に合皮で良くない？ってなるので）

＊参考までに・・・この様な革見た事無いでしょうか？表面を樹脂で固めた革で美しい見た目が特長なのですが、革の風合いを残しているかと言うと？しかないと個人的には思っています。合皮と言われても区別が付かないと思います。しかも表面が樹脂なので必ず劣化します（画像の財布も実は劣化していて剝がれているんですが判りますか？）

その為素上げの革は色落ちや傷になりやすいといったデメリットがありますが、しっとり柔らかく経年変化も通常の革より感じられる仕上がりになります。

使い方が難しそうなイメージを持たれるかもしれませんが、それがまたこの「素上げの革」の魅力でもあります。ガンガン使って多少の傷も味として楽しんでもらえれば、きっと唯一無二のお気に入りのアイテムの一つになってくれます。

素上げの革の商品を使う上で「ここだけは注意して欲しい」という点は以下の点です。

水濡れに注意する

水に濡れるとウォータースポット（シミ）の原因になります。すぐに乾いた柔らかい布で水気を吸い取り、良く乾燥させてから使用して下さい。手が濡れている時なども注意が必要です、この時期だと汗などにも注意して下さい。特に汗は塩分を含んでいるので乾くとシミになりやすいです。

初めて使う時に革用の防水スプレーをしておくと安心かもしれません。

＊革用の防水スプレーなどがありますが、素上げの革に使えるものか良く説明書きを読んでから御使用下さい。また防水スプレー自体が染みにする可能性もありますので注意してください

日焼けに注意する

すっぴんの肌と同じだと思ってください、革も日光で徐々に日焼けします。

人の日焼けは時間が経つと目立たなくなりますが、革の日焼けは戻りません。窓際に置きっぱなしや車の中にむき出しで放置なども日焼けするので（防犯的にもダメ）注意して下さい。

以上2点が素上げの革製品を使う上で注意して頂きたいポイントになります。細かく言えば他にもありますが、この2点だけ押さえておけばそこまで嫌な経年変化はしないと思います。傷が付きやすいとも書きましたが、多少の傷は使う内に徐々に目立たなくなっていき、手の油分が十分に行きわたれば傷にも強くなっていきます。

是非長くお使い頂き自分だけの物に仕上げていってください。それが出来るのも素上げの革の魅力の一つです。