デメリットをメリットに変える!織物ならではの透かし技とは?
Atelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン)は京都の西陣織を使った素敵な和雑貨をお届けしているオリジナルブランドです。伝統の西陣織を普段使いが出来る様にモダンに生まれ変わらせた和雑貨は、和物のお洒落を楽しみたい方に特におススメです。
上記画像は織物ならではのデメリットを上手く利用した美しい花柄の生地です。織物というのは様々な制限がある中、多種多様な文様を織るために様々なテクニックが編み出されました。
今日はそんな技の一つをご紹介したいと思います。
織物ならではの透かしのテクニックとは?
織物のデメリットを上手く利用したテクニックに透かし技と言うのがあります。
織物と言うのは経糸と緯糸が複雑に交差しながら生地(柄)を構成していくのですが、プリントの様にカッチリと色分けする様な織り方はほぼ不可能です。単色で織り上げたとしても必ず経糸が見えますし、見えない風にも織れますが今度は織組織が限定されてしまい、織物のメリットでもある多種多様な文様を表現するのが難しくなってしまいます。
そこであえて下地を透けさせる織り方をする事があります。こうする事で下地が透けるように見え、柄により立体感を出させ深みのある色合いを表現出来るのです。
プリントでは出来ない織物ならではの表現方法です。少し配色の制限が出てしまいますが、そこは配色の腕の見せ所。下地がうっすらと透けるように織り上げられた生地はとても美しく、平面的な生地を立体的に見せる事が出来、光が当たると繊細な色合いで魅せてくれる生地に仕上がります。
様々な表情を見せてくれるのが織物の魅力の一つです。そんな素晴らしい日本の技術を皆様にお伝えしていきたいと思います。
関連情報
京都の西陣織を使った和小物|Atelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン)
Atelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン)は、
日本の伝統工芸品に指定されている京都の西陣織を使った和雑貨ブランドです。
人気の抗菌・抗ウイルスマスクケースや財布、化粧ポーチ、バッグ等を、
シルク100%の生地から全てオリジナルで企画・製造・販売しています。
和服だけでは無く洋服にも合うように「普段使いが出来る可愛い和雑貨」を
コンセプトの一つに掲げ、伝統的な職人技でモダンに生まれ変わった和小物達は、
大人のお洒落を楽しみたい方に特におすすめです。
屋号 | 京都西陣工房 |
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代表者名 | 坂本神司(サカモト シンジ) |
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