Atelier Kyoto Nishijin（アトリエキョウトニシジン）は京都の伝統産業である西陣織を使ったオリジナルのレディースブランドです。今までにないモダンなデザインへ落とし込まれた西陣織の和雑貨は、正に和洋折衷、普段使いが出来る西陣織の和雑貨をお届けしています。

今日は財布についてお話ししたいと思います。

皆さんはギャルソン財布って聞いたことがありますか？上の画像がギャルソン財布とかギャルソン型などと呼ばれている財布です。名称は知らなくても、画像を見ると知っておられるのではないでしょうか？

がばっと小銭入れが開くタイプの財布の事です。

小銭を出ししれしやすい、ギャルソン財布とは？

ギャルソンとは元々フランス語で男の子を表す言葉ですが、英語圏では飲食店（レストランやカフェなど）での給士、所謂ウェイターの事を指します。

日本ではレジでのお会計が多いと思いますが、海外ではテーブルでお会計を済ます事が多い為、ウェイターは小銭入れが大きく開く専用のお財布を持っています。

その形状を模している為「ギャルソン財布」と言われるようになったと言われています。日本では他にボックス型とも呼んだりします。（財布業界だけかもしれません）

がま口の財布にギャルソン型の小銭れを使ったタイプ、支払いがとてもスムーズです。がま口にギャルソンタイプの小銭入れが付いている財布は結構珍しいですが、こんな組み合わせも可能なのです。

ギャルソン財布を使うメリットとは？

ギャルソン財布を使うメリットとしてはやはりその形状による、「小銭の支払いやすさ」に尽きると思います。

小銭入れの部分に留め金（上記の画像はホック）がある場合もありますが、ギャルソン財布は財布を開けると小銭入れも大きく開いた状態になる形状が多く（小銭入れ部分に留め金が無い）、財布を開けて小銭入れを開けるというアクションが不要になり、そのままスマートに支払いが可能で、受け取った小銭もさっと仕舞う事が可能です。

小銭はキッチリ1円まで支払って、不要な小銭をジャラジャラさせたくない！そんな方にはギャルソン財布を特におススメします。

ギャルソン財布を使う上でのデメリットとは？

ギャルソン財布は小銭入れを大きく開く事がメリットの一つですが、大きく開くが為に小銭を落としそうになる事もあるかもしれません。慣れないうちは慎重に開け閉めする事で回避出来ると思います。

また縫製上の都合でどうしても本体に厚みが必要になり、薄型の財布を望まれる方にはちょっと大きいと感じられるかもしれません。特に今はキャッシュレス化が進んでいるので、そもそも小銭は持っていないという方もおられるかもしれませんね。そういう方にはおススメできない財布になると思います。

こちらはラウンドファスナー財布の小銭入れがギャルソンタイプになった長財布です。ホックで留まるようになっているので、財布を開けても小銭が飛び出す心配がありません。

Atelier Kyoto Nishijin（アトリエキョウトニシジン）のおススメのギャルソン型長財布

Atelier Kyoto Nishijin/猫と肉球の型押しが超可愛い！・牛革・抗菌・抗ウイルス加工・スクエアがま口長財布・レディース・日本製

こちらは現在制作中の新しい猫財布の画像になります。少し珍しくがま口にギャルソン型の小銭入れを組み合わせました。片手で簡単に開けられるがま口と、大きく開くギャルソン型の小銭入れは小銭が見やすく、支払いもスムーズに行える財布に仕上がっています。

ちょうど手前が小銭入れです、ホックで留まっているのが判ると思います。

小銭入れを開いた状態です、小銭がどれ位入っているか一目瞭然ですね。

これと同じデザインでもう一つ制作中です。

Atelier Kyoto Nishijin/猫と肉球の型押しが超可愛い！・牛革・抗菌・抗ウイルス加工・ラウンドファスナー長財布・レディース・日本製

こちらは同じ猫のデザインですが、開閉ががま口ではなくファスナー式の長財布です。がま口はちょっとなぁという方にも使って頂けるかなと思ってファスナータイプも用意してみました。

これも手前側にホック留でギャルソン型の小銭入れがあります。

開けるとこんな感じです。小銭がどの種類がどれ位入っているのかパッと判るので、この画像を見るだけで使いやすさが伝わって来そうです。

現在工場と生産打ち合わせ中です、販売開始まで暫くお待ちください。また近日中に販売ページもアップしたいと思います。一度使うとギャルソン財布の使いやすさはクセになりますよ。是非ご検討下さい。