世界に誇る西陣織の技!パッチワークの様に魅せる織りの技術
Atelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン)は京都の西陣織を使った素敵な和雑貨をお届けしているオリジナルブランドです。伝統的な京都を代表する西陣織を普段使いが出来る様にモダンに生まれ変わらせた和雑貨は、和物のお洒落を楽しみたい方に特におススメです。
西陣織と聞くとどうしても着物や帯のイメージが強く浮かんでしまいがちですが、「こんな面白い生地もジャカード織機で織れる」という良い例をご紹介したいと思います。
驚きの西陣織の技!パッチワーク風のジャカード織物
上記の画像はパッチワークで繋ぎ合わされた生地に見えますが、実はこれ一枚の縫い目のない織物なのです。えっ!?っと思われるかもしれませんが織物ってこんな生地も織る事が出来るんです。
*ちなみにパッチワークとは、布の端切れを縫い合わせて一枚の生地に仕立てる事です。間に綿を入れて3枚縫い合わせた生地はパッチワーク・キルトと呼ばれます。
それを縫い合わせる事無く織の技術だけで再現したものが上記画像です。色々な制限のある中で今までにない生地を生み出そうと、切磋琢磨してきた西陣織ならではの精細な表現を見て取れますね。
しかも9種類のチェックパターンを組み合わせて、単調にならない様に工夫されているのが判ると思います。
私はどちらかと言うと既存をぶっ壊したいタイプなので(笑)在社中は色々と制限のある中で色々やっては良く怒られていました。そんな私もこの生地を見た時に非常に面白いなと感じました。この生地を見ていると色々とアイデアが浮かんできます。
パッチワークは手作業で縫い合わせていくので縫い目がどうしてもずれてしまいます(それが味でもあるのですが・・・)、また縫い合わせる為裏側には必ず縫い代が発生します。
縫い代が発生するという事は生地の厚みがその分増えるという事になるので、縫製をして商品に仕上げていく過程で、縫い代が邪魔になる場合が多々あるのです。
ですので私たちが企画している財布や和小物などには、縫い目のない一枚ものが適しています。決して不可能ではありませんが、美しく仕上げるという事を念頭に置くと、やはり一枚の生地の方が適しています。
まずは手に取って頂きたい、そして驚きを持って伝統的な西陣織を身近に感じて頂きたい、そんな風に常々考えています。
機会があればAtelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン)の商品で、この生地を使って何か企画したいなと思っています。その時はまたご紹介させて頂ければと思います。
関連情報
京都の西陣織を使った和小物|Atelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン)
Atelier Kyoto Nishijin(アトリエキョウトニシジン)は、
日本の伝統工芸品に指定されている京都の西陣織を使った和雑貨ブランドです。
人気の抗菌・抗ウイルスマスクケースや財布、化粧ポーチ、バッグ等を、
シルク100%の生地から全てオリジナルで企画・製造・販売しています。
和服だけでは無く洋服にも合うように「普段使いが出来る可愛い和雑貨」を
コンセプトの一つに掲げ、伝統的な職人技でモダンに生まれ変わった和小物達は、
大人のお洒落を楽しみたい方に特におすすめです。
屋号 | 京都西陣工房 |
---|---|
住所 |
〒600-8815 京都府京都市下京区中堂寺粟田町93番地 KRP4号館 3階 KRP BIZ NEXT |
営業時間 |
月~金:11:00~19:00 定休日:土・日・祝日 |
代表者名 | 坂本神司(サカモト シンジ) |
shop@atelier-nishijin.kyoto |