美しい仕上がりは一生もの!「貼り技法」で作られた西陣織の貼りフォーマルバッグ
世の中のバッグや袋物はほぼミシン縫製のみで作られています。これは作業効率と製品品質の均一化による所が大きいです。安価な商品は大量に生産しなければコストを下げれないですし、誰が縫製しても同じ商品が出来るようになっていないと生産レーンに乗せられない商品になってしまいます。(縫製する工場の工員は基本的にパートさんです)
対してこの「貼り技法」によるフォーマルバッグは作業効率は決して良いとは言えません、誰もが出来る事では無くその道の熟練した職人しか作れません。
しかしながらこの「貼り技法」によるフォーマルバッグは熟練した職人がミリ単位で修正しながら仕上げる為、非常に美しい見た目になります。
特にバッグの角の部分などはミシン縫製だと縫い代の処理が見た目に大きく影響してきますが、貼り技法のバッグは縫い代の処理も職人が手作業で処理する為、縫い代の収まりが完璧です。また緩やかなカーブを描く様な形状も収まりを見ながら、職人が手で調整していくので美しい仕上がりです。
この「貼り技法」によるバッグは職人の腕前が顕著に表れてしまうというデメリットもありますが、美しい見た目はミシン縫製のバッグには出せない温かみのある仕上がりです。